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ハクジュホールリサイタルのプログラムが決定したよ

 

 

 

三浦コウと申します!

5/21 (土) ハクジュホールリサイタルでの曲目が決定いたしました!

こちらです!

どーん!
(セルフ)

 

 

三浦コウ : 春の訪れ
三浦コウ : Autumn Leaves
三浦コウ : water
三浦コウ : GRADATION
ブラームス : インテルメッツォ Op.118-2
ショパン : 幻想即興曲 Op.66
ショパン : バラード第1 Op.23

三浦コウ : 想い
三浦コウ : You&I
三浦コウ :
シューマン=リスト : 献呈
ショパン : 別れの曲 Op.10-3
ショパン : バラード第4 Op.52

 

このプログラムで臨みたいと思います!

では簡単に曲の説明をしていきましょう。

 

 

三浦コウハクジュホールリサイタル
プチ楽曲解説

 

春の訪れ

冬の寒さがやわらぎ暖かくなってくる嬉しさを表現した曲。
春は僕にとって嬉しい事なので、みなさんにとって嬉しい事を想いながら聴いてほしい曲です。

 

Autumn Leaves

新しい自分を表現したくて作った曲。
それまで使った事のない音だったり、曲調だったりを入れて作ってみました。
枯葉より紅葉の中を歩いているイメージの方が近いですね。

 

water

水が流れる様をイメージして作った曲。
如何様にも形を変える水を音で表現しました。
この曲はラヴェルの水の戯れにインスピレーションを受けました。
インスピレーションって便利な言葉ですね。

 

GRADATION

伊豆を旅した時に美しい曲を作りたいな~と思って作った曲。
海と空が青い綺麗なグラデーションになっている景色から着想しました。
冒頭の流れる音形はだんだんと変わる色を表しています。

 

インテルメッツォ Op.118-2

ブラームス作曲の作品118より2番。
ブラームスが当時61歳の頃に、クララに向けて贈られた作品118。
その中の1曲で、とても愛に満ち溢れている曲です。
やや偏屈な性格だったと云われていますが、想いを曲に込めた様子が伝わってきます。

 

幻想即興曲

ショパンが生きてた頃に出版される事はなく、ショパンの死後、友人によって少し手が加えられて出版された曲。
出版されなかった理由として、ショパンはあまり気に入ってなかったともいわれています。
わかるなぁ~作っても気に入らない曲は発表したくないんですよね。
天才ショパンと一緒にするなって?失礼しました。
でも今ではショパンといったら幻想即興曲があげられるほど有名になってるのは、ショパンの本望じゃないかもしれませんね。

 

バラード第1

ポーランドの国民的ロマン派詩人ミツキェヴィチの詩に着想を得て作曲されたというバラード集。
その第1番は、バラードの中では一番知名度が高く、若々しい作品に仕上がっています。
高校2年生の時に初めて取り組み、当時はかなり自分にはハードルが高くて思うように弾けなかったな
そのリベンジを果たすべくプログラムに入れました!

 

ふぅ…ちょっとここいらで休憩しましょ!

 

 

お席に戻られましたか??
それでは後半に行きましょう!

 

想い

誰かに対する想いなど、様々な人の想いを表現した曲。
想いが込められた音は、3拍子に乗って誰かへと紡がれていきます。
あなたには誰にどんな想いがありますか。

 

You&I

発展と前進の意味を込めて作られた曲。
聴いてくれる皆さんがいなければ僕の音楽は意味を成さなく、何も始まらないので、感謝の意を表して作りました。
作品初めての聴衆参加型の楽曲。

 

凪のように、様々な事が穏やかな状態になるよう願いを込めて作った曲。
そして今ある状況も苦難なく穏やかに過ごせるようにとの意味も込めました。
穏やかさの中にも暖かさや時折見せる不安な表情は、複合拍子で奏でられる。

 

献呈

シューマンが結婚する時に奥さんのクララに贈った曲で、それをリストがピアノにアレンジした曲。
クララは自身で献呈をアレンジするほど気に入っていたそうですが、クララはこのリストのアレンジをあまり気に入ってなかったそうです。
自分に贈られた大切な曲を勝手にアレンジされたらそりゃそうかもね。笑

 

別れの曲

練習曲作品103曲目。
ショパンのエチュードはコンサートで取り上げられるほど練習曲の域を越えています。
ショパン自身もこれ以上に美しい旋律を作った事がないと言うほど、美しい曲。

 

バラード第4

ショパンの最高傑作ともいわれる曲。
何とも言い難いメランコリックな曲調で、これほど完成された美しい曲があるんだろうか!
少し難解なので一般的な知名度はないかもしれませんが、バラード1番に取り組んだ頃からいつか弾きたいと思っていた曲です。
とにかく音が多いので、聴こえてくるメロディーの裏で左手やら忙しくて割に合わず色々報われません。泣
ですがそれを乗り越えると、美しさの極地を感じる事ができます。

 

こんな感じでプチ解説でした。

事前に聴いて知識を付けておくと、より一層楽しめると思いますよ!

 

チケット詳細はこちら
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2205266

オリジナル曲はこちら
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nRbkPLMUuxzLZ2eWY8Iw_MP-fNtObL4SE

 

それでは、さよならー。
三浦コウ