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組曲「四景」
九州を旅する中で出会った、4つの風景。
鹿児島・桜島、熊本・川辺川、鹿児島・曽木の滝、そして宮崎と鹿児島にまたがる霧島連山。
その土地で感じた空気、音、光、そして心の揺らぎを、ひとつの組曲として紡いだ作品。
それぞれの景色が独立しながらも、ひとつの物語として繋がり、静かに深く響いていきます。
目に映る風景だけでなく、その奥にある感情や記憶までもすくい上げた、4つの音の情景。
Ⅰ. 島影 - 桜島
遠くにぼんやりと浮かぶ桜島が、近づくにつれて徐々にその輪郭をあらわにしていく情景を描いた一曲。
静けさの中に潜む存在感が、ゆっくりと姿を現します。
Ⅱ. 翠玉 - 川辺川
熊本県・球磨川の支流、川辺川のどこまでも透き通る美しさとエメラルド色を描いた楽曲。
澄みきった水の流れと、心を洗うような透明感が広がります。
Ⅲ. 瀑声 - 曽木の滝
“東洋のナイアガラ”と称される曽木の滝の迫力を描写。
水しぶきが飛び散る激しさと、大きな流れの重厚感。
さらに、曽木発電所遺構を思わせるノスタルジックな陰影が、音に深みを与えます。
Ⅳ. 壮麗 - 霧島連山
宮崎と鹿児島にまたがる霧島の山々を描いた終曲。
不気味な空気感から一気に視界が開けるように、壮大なスケールと圧倒的な広がりを表現しています。